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ノブオオオオオオオアオコメツキ

今夏の遠征のメインだったノブオについて書くのを忘れていた。
というわけで、今回はノブオについて。

ノブオオオアオコメツキ
ノブオオオアオコメツキ Campsosternus nobuoi
2015/07/29 与那国島にて採集


実は数年前にも@pterow&まむしと一緒に与那国に行ったことがあって、周りから聞いていた情報に忠実に、某林道にてカラスザンショウの幹をひたすらルッキングで探していた。
時期もお盆で、かなり遅い様子。ピーク時には樹皮にべたべたくっついているという噂だがさっぱり見当たらず、たまーーーーーーに飛んでるのを限界まで伸ばした長竿で必死に掬うというつらい採集をしていた。結果、1頭だけなんとか採ることができ、不完品ではあったもののその美しさに歓喜したという経緯があった。

また、2009年に初めて八重山に行ったときに、与那国にも行く予定であったが台風のため断念したということもあり、生体のノブオをきちんと見てみたい、という気持ちが強かったのである。

碧く輝く大型のコメツキ。幼少期に図鑑で見て以来の憧れだった。いくつか採って写真も……カメラも買い換えたことだし!


今回は人生二度目の与那国遠征であった。同行者は仲良しの友人るいこ、それから漫画家の氷堂涼二さん&山田J太さん。とはいえ虫とってるのはちびおだけです。基本別行動。超自由。なんとかノブオの飛翔写真を撮りたい、その一心からの与那国行程だった。


到着初日は昼からユキさんちに寄って、皆を与那国一周ぐるっと案内し、あとは適当に林道流したりポイント確認しに行ったり。今回は7月だったのでまだいるんじゃねなんて軽い気持ちで行ったものの、やはり少ない……。樹皮にべたべたくっついてるとかなんの嘘だよ……。
そこから2泊、ひたすらノブオを探す。毎朝林道に通い、午前中は樹皮とにらめっこ。昼飯食いに帰って昼寝して、夕方また出て早めの晩飯にしてナイターやって帰ったらぶっ倒れる生活の繰り返し。しかしノブオはさっぱり見つからない。1頭だけ幹を這っているものを見つけるも、逆光でよくわかんないまま網振ったらロスト。つらすぎる。

そんな生活をしながら最終日の2日前、このまま今年も採れないのはだめだ……なんてブツブツ言いながら林道を流していると、あれ?なんか甲虫飛んでる?え?タマムちょおいおいおい青く光ってあああああ!!!!!しかし青く輝く影は陽光を浴びて高く高く飛び、どこかへ行ってしまった。
まてよまてまて。そういえば今まで数飛んでるのを見たのは全てこの時間帯じゃないか。こいつらもしかして(ピーク時は知らないけど)この時間帯に飛ぶの?ならもう少し待ってみようじゃないか!
というわけでその時間帯が終わるまでの30分ほど待ってみた結果、見たことないほどのノブオがブンブン飛んで行くところを目撃。しかしみんな高い高い。翌日の実動最終日に賭けてやるっ!

翌日、とうとう与那国を去る前日。朝からそのポイントに張り込むも、さっぱり飛ばない。やはりあの時間帯か……と思い、ひたすら待つ待つ。出会った蝶屋のおじさんたちと談笑しながらも空を見上げつつ待っていると、その時間はやってきた。

空をたくさんのノブオが飛んでいく。ある者は低く、ある者は高く、風にのって、旋回しながら、低木で一休みしつつ、青く煌めくノブオたちが与那国の陽光を反射しながら次々に姿を現した。その間約一時間半だったけれど、のべ100頭以上のノブオたちの姿を見ることができた。ほとんどが高木の上を飛んで行くため網が届かないが、なんとか3頭ゲット!実はこのとき結構な熱中症状態で、最後のノブオをピルケースに入れた記憶がない。気づけば宿の近所まで原付きで帰ってきていて、そのまま宿の玄関で倒れこみながら氷堂さんと山田さんに、「勝ちましたあああああっ!!!!」って報告して、部屋に引っ込んでそのままの格好でまたぶっ倒れてひたすら寝てたので最終日のナイターできず……。くっそおおおおお最後の最後にススキしばきに行きたかったのにいいいい!!!!!

てなわけで、写真がこちら。飛翔も撮れたよ!やはり陽光を使って撮るのが一番綺麗に写るな。色を出すのと光量を稼ぐののバランスが難しかったけれど、とりあえずは大満足。

ノブオオオアオコメツキ
右側面

ノブオオオアオコメツキ
左側面

ノブオオオアオコメツキ
前から

ノブオオオアオコメツキ
触角の掃除もきちんとやります。

ここからお楽しみの飛翔写真!

ノブオオオアオコメツキ
側面@飛翔直前。ノブオオオアオはちょこちょこ走り回り、立ち止まってから飛翔に移るまでの時間が短いので非常に撮りづらい。その後撮影したウスイロフトカミキリの飛翔に移るまでのどんくささが本当にありがたかった。タイミングを合わせるのが最初は大変だったけれど、途中から慣れてきてたくさん撮れるように。(とはいってもヘタレなちびおには難しいんだぜ!)

ノブオオオアオコメツキ
一番よく撮れたんじゃないかと思う写真。ふわりと浮き上がる直前、胸を張って立つ瞬間のノブオがうまく切り取れたと思う。こう見るとメカメカしくて良いですね。いやしかし美しい生き物だなあ。

ノブオオオアオコメツキ
さっきの写真の顔アップ。意外と微毛が多いことがわかる。

ノブオオオアオコメツキ
飛翔直前@前から。飛ぶときは腹を下げるんですね。

ノブオオオアオコメツキ
飛翔直後@脚滑らせてバランス崩した。やはり甲虫、飛ぶのは上手いとは言えない……。

ノブオオオアオコメツキ
最後にこちら、結構気に入ってる写真。飛んでいる瞬間を上から撮ることができ、バンザイ飛翔のときどうやって後翅動かしてんだ?って疑問が解消された。でも絶対脚邪魔だよなあ。ぶつかったりしないのかなあ。


というわけで、ノブオたくさん見られて大満足な与那国行程だった。しかし楽しかったな与那国。ミスカンチボラも採れてないし、可能なら是非また来年も行こうと思う。
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ちびオオセンチ

Author:ちびオオセンチ
vip虫すれ在住だった虫コテ。
太陽神で虫が好き。
カミキリ屋見習い。

☆おともだち☆
D5300
SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1
SIGMA 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM
 
生き物に関係することをあれこれ書いています。
八重山諸島によく行くので、旅程モデルや島情報なんかも挙げてます。便利な採集用具まとめなんかも。詳しくはカテゴリの「便利情報まとめ」をどうぞ。
たまに日々の備忘録とか、ゲームとか。

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